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入社以来、私は主にピーチ・アビエーション(LCC)を担当してきました。そこで強く実感したのは、決められたルールの中でいかにお客様を喜ばせられるかが腕の見せどころだということです。LCCには、ANAとは異なる独自のルールが存在します。どんなにお客様が喜ぶことでも、そのルールを超えたサービスは提供できません。例えば、手荷物を1点しか無料でお預かりできないお客様に、2点目も無料でお預かりできるとは言えません。その中で、超過手荷物料金をお支払いいただくようご案内するだけではなく、パッキングを工夫することで費用をかけずにすむ方法を一緒に探る等、セカンドベストで寄り添えるかが私たちの存在意義だと言えます。これは座席のご希望についても同様です。実際にお客様に喜んでいただけた時は、非常にやりがいを感じます。

旅客サービスの業務は、ステップアップが細かく設定されているのが、私の肌に合っていると感じます。例えば、1年後にカウンターの責任者資格を取得するとしたら、それに向けて何をクリアすればいいかがはっきりしています。どんどん次の目標に向かってチャレンジできますし、無事資格を取得できたらその度に達成感を味わえます。担当の航空会社が変わると一部の資格は取得し直す必要がありますが、私の場合、かえってやる気を掻き立てられます。周りを見ていてもチャレンジ好きな人が多い印象です。ANA関連の便だけでなく、受託航空会社の便も担当でき、経験の幅を広げられるのもANA関西空港の大きな魅力だと思います。

入社3年目、国際線の資格を取得する際に、担当業務を一人で行うためのテストになかなか合格できませんでした。国際線に必要な、渡航書類を判断するための資格勉強に苦戦していたのです。同期が次々に合格していく中で私だけ不合格が続き、どんどん精神的にも追い込まれていきました。そんな私を気にかけてくださった上司は、シフトを組み直し、毎日1時間マンツーマンで特別補講を行ってくださいました。面談の際も、不安で辛い気持ちを親身になって聞いてくださり、本当に救われた気持ちになりました。4度目の挑戦。合格の知らせを聞いた時、飛び上がるほど嬉しかったです。上司だけでなく色々な先輩に助けていただいたので、 「グッジョブカード※」で全員にお礼を伝えました。同時に、今後壁にぶつかっても、きっとこの時のようにサポートいただけると思えるから、安心して何でもチャレンジしようと決心できました。

入社1年目の時、ある外国籍の年配の女性を接遇した時のことです。いつも通り明るい笑顔で対応すると、「そんな気分じゃない」と涙を流されました。話を伺うと、ご実家が火事になって帰省されるとのことでした。それまで関西国際空港は旅行者が多く、楽しい気持ちで利用される方が多いイメージだったので、一瞬頭が真っ白になってしまいました。そこから気を取り直し、表情を改め向き合うと、お客様の方からお話しいただき、最後に私は搭乗券に「Have a good day」と書いてお客様を見送りました。この経験からお客様は様々な理由で飛行機に乗っているのだと痛感し、もっと細やかにお客様の表情や声色を読み取っていかなければならないと肝に銘じました。

到着予定便に妊婦のお客様がいらしたことがありました。体調が急変し、着陸後すぐに救急車で搬送するよう要請があり、私は車椅子で救急車までお乗せするサポートに駆けつけました。機内から事前に連絡が入ると、旅客サービス部ではお客様情報を即座に調べ、救急車を呼び出します。手荷物情報も調べ、グランドサービス部のスタッフに共有しました。便の到着後、グランドサービス部ではすぐさま母子手帳の入っている手荷物を捜索し、飛行機が着陸すると地上に降機するためのPBL車※を装着。旅客サービス部は車椅子でお客様を救急車が停まっている場所まで運び、CAは救急隊員に状態を細かく記載したメモを共有。そうして無事、救急車にお乗せできた時は、心底ほっとした気持ちになりました。そして各部門のプロが互いに声を掛け合いながら機敏に着実に動く、そのチームワークに感動し、私はいつしか涙を流していました。「本当にいいチームで働けているんだな」としみじみと感じ、同時に命をお預かりする仕事の責任を改めて自覚した出来事でした。

憧れのANAの制服に袖を通した日のことは、今でも忘れられません。業界研究をするうちにANAのファンになった私は、出身地である関西でANAのグランドスタッフになれて本当に嬉しかったです。ロビーで困っていそうなお客様にお声がけし、私がANAのスタッフだとわかると安心したような表情で「ANAならなんとかしてくれそう」と言われることもありました。入社6年目の今でも、この制服を着るとすっと背筋が伸びます。これまではLCCを担当していましたが、今後は多様なサービスが提供できるフルサービスキャリアに携わり、どんなルールや状況下でもお客様の期待に応えられる接遇力を磨きたいです。そして壁にぶつかった後輩がいたら、私がしてもらったようにいつでも手を差し伸べられる存在でい続けたいです。


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