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車両の整備・点検・修理に携わっています。徐々に担当できる車両の種類を増やし、今ではベルトローダー(お客様の手荷物を搭降載する車両)、ハイリフトローダー(貨物が載っているパレットや手荷物が入ったコンテナを航空機のカーゴルームに搭降載する車両)等の特殊車両から給水車等、約30種類の車両に関わっています。それだけでなく、空港現場のニーズに合わせた様々な改修・改善も積極的に行っています。例えば、グランドサービス部のスタッフが使用するパドルやバインダーを収納できる箱を車両に溶接して取り付けたり、車椅子利用のお客様が安全に飛行機に乗り降りできるよう、トラックの荷台を改修した車両の開発に取り組んだりしています。ちなみに、こうした改修・改善はANA関西空港から始まり、他空港にも広がりました。海上空港のため塩害の影響が大きい関西国際空港は、車両のサビ・固着が進行しやすく、作業者にとってはシビアな環境です。だからこそ、どの空港でも通用する高度なスキルが磨かれていると思っています。

何といっても、超巨大な車両に向き合えるのがこの仕事の面白さです。トーイングトラクターでいえば重量は50トン、軽自動車約50台分に相当します。オイル交換一つとっても、一般乗用車が4リットル程度なのに対し、大型トーイングトラクターは30~40リットルと10倍の使用量です。一般乗用車と比べて桁違いのスケールで、その分一つ一つの作業に達成感があります。整備した車両のその後の姿が見られないケースが多い中、空港では自分が担当した車両が活躍する現場を直接目にでき、大きなやりがいを感じています。無事に動き回る様子に安堵するとともに、「今日も頑張ろう」とやる気が奮い立ちます。

経験したことのない不具合に直面することは、入社十年を超えるベテラン社員でも頻繁に起こります。逆に言えば、つねに新しい挑戦が求められるということです。最近では、海外メーカーの車両が増えています。同じベルトローダーでも日本製とは構造が全く異なり、臨機応変に対応しています。私の場合、「人が作ったものは人が直せるはず」という思いから、基本的にはマニュアルを読み込み、ほとんどの不具合を自力で解決しています。もちろん、それでも解決できない場合もあるので、先輩社員へ相談したり、メーカーへ問い合わせたりもします。羽田・成田といった他空港に技術提供を依頼できる仕組みもあり、心強いと感じます。私はインストラクターとして後輩への指導も行っていますので、新しい車両はまず自分自身が完全に理解できるよう、持続的な学習に努めています。

大型トーイングトラクターのエンジン交換は、3〜4人のチームで1週間かけて行う大々的な作業です。エンジンだけで数百キロ以上あり、取り外すボルトの数は約200本におよびます。たった一つの作業を間違えるだけで故障につながるので、片時も油断のできない状況が続きます。作業前にはその日の作業内容や注意点を共有し、終業前には振り返ります。外した部品は番号札をつけて管理し、担当者が体調不良で休んでも引き継げる体制をつくるのも私の役目です。車両よりも優先すべきはスタッフの安全です。機材の落下防止措置から工具の置き忘れ防止まで、つねに確認と声掛けを徹底しています。すべての作業が完了し、一回でエンジンがかかった瞬間は、チーム全員で大きな充実感を分かち合っています。

車両整備部は30人ほどが在籍しています。ベテラン社員の中には職人気質の人もいますが、優しく指導してくださり、7年間ずっと居心地のよさを感じて過ごしています。最近では、初めて女性整備士が配属されるようになり、それがきっかけで工具の電動化を推進しています。男性社員からも「ラクになった」「助かるよ」等と好評で、私自身も嬉しさを感じます。現場の改善に終わりはありません。課題を率先して見つけながら、働きやすい環境をつくり、関西国際空港にいる誰にとっても快適な空港をつくりあげていく。それが私の使命だと感じています。


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