安全を魅せるからこその、
誇りと使命感。

幼い頃からの夢を実現するため、
飛び込んだ

的確な判断と研ぎ澄まされた動きで、到着時の飛行機を誘導する。そんなマーシャラーの姿を幼い頃に見て以来、ずっと憧れを抱き続けてきました。大学卒業後、教員として働き出してからもその想いを捨てることができず、時間さえあれば航空業界の募集要項をチェックしていましたね。そんなとき、ANA関西空港の募集が目に入り「人生一度きり。後悔するより、挑戦してみよう」と、思い切って飛び込んだんです

お客様、
そして仲間の安全を大切にする

マーシャラー以外にも、私たちの仕事は特殊車両を操縦して貨物の搭降載を行ったり、お客様が飛行機に乗るための搭乗橋の装着脱をしたり、ものすごく大きな電源コードを飛行機に装着したり多岐にわたります。飛行機が離発着するまでの限られた時間の中でどんなに追われていても、「安全」を最も大切にしています。この安全とは、お客様はもちろん、一緒に働く仲間たちも含まれます。一つひとつの動作を指差し確認をして進める、仲間に対してわかりやすくはっきり伝えるなど、安全のための工夫や注意は常に心がけています。

窓越しに見えるお客様の笑顔が、
力をくれる

直接お客様と関わる機会は少ないのですが、出発する飛行機に手を振ってお見送りするときは、お客様の表情を見ることができ嬉しくなります。手を振りかえしてくださったり、笑顔を向けてくださったりする様子を見ると、「お客様の安全に、自分たちの仕事がつながっているんだな」とやりがいを感じると同時に、「もっと安心を感じてもらえるように」と次のモチベーションにもつながっています。

後輩の育成に力を注いでいきたい
 

今後は、後輩の教育にも貢献したいと思っています。グランドハンドリング業務は力仕事のイメージがあるかもしれませんが、外国の航空会社を担当するときは語学力を活かせたり、幅広いスキルが求められます。自分自身が新人時代にうまくいかず苦労したとき、何をきっかけに乗り越えることができたのかを伝えながら、寄り添える先輩になることが目標です。