Chapter01
中学生からの憧れを実現
中学生の頃から得意だった英語を活かせる仕事に就きたいという想いがあり、世界各国の人が集まる国際空港で働くことに憧れていました。そして、就職活動をするなかで、自由な社風で、先進的な取り組みにチャレンジしているANAに魅力を感じ、関西出身者として馴染みのある関西空港を志望。会社説明会や面接で社員の方々とお話をさせてもらうと、みなさん明るく温かい方ばかりで、すごく近い存在に感じ、自分が働く姿を想い描けたことも後押しになりました。
Chapter02
フライトに欠かせない情報を提供
私が担当しているオペレーションマネジメントは、少しイメージしにくいかもしれませんね。主な仕事は、航空機の運航全般をサポートする運航支援業務と、航空機が安全に飛行するために機体の重心バランスを管理するロードコントロール業務のふたつ。運航支援業務は、キャプテン(機長)と運航管理者が適切なフライトプランを決定するために必要な、気象や揺れなどに関する情報を提供します。ロードコントロール業務は、搭乗されるお客様や貨物の状況を把握したうえで最適な重心バランスを割りだし、ロードシートと呼ばれる書類に記載して報告します。



Chapter03
安全を支えるため、自分に何ができるか
私たちの仕事で何よりも大切なことは、安全です。お客様を安心・安全に目的地へ。このミッションを果たすために、細心の注意を払って情報を伝えるようにしています。また、できる限り予定された時間通りに運航することも大事な使命です。そのために迅速に作業を行うことに加えて、多くの情報のなかから、何を・いつ発信すればキャプテンと運航管理者に効果的に伝わるのかも考えるように心がけています。
Chapter04
国家資格を取得して視野が広がる
刻一刻と状況が変わるなかで、求められる情報を正確に伝えるのはむずかしく、特に突発的な雷雨が起こりやすい夏は手強いですね。入社してから約5年間オペレーションマネジメントに携わり、さまざまな経験を積んだことで、状況把握力が身についた手応えも。想定外のことが起こった場合でも、落ち着いて対応できるようになりました。また最近、運航管理者の国家資格を取得。合格に向けて勉強したことで、運航全体を俯瞰する視点をもつことができ、日々の業務でも提供する情報の幅が広がりました。私は入社当時、旅客サービスが第一希望だったのですが、今ではこの仕事が楽しく、担当できて本当に良かったと思っています。

